日時:2016年3月27日(日)

スギ花粉症の私、新岡(にいおか)にはつらい季節ではあるが、マスクをつけて伊予ヶ岳を小学生の娘たち2人(小6と小4)を連れて登ってきた。高速道路も混んでなく、スムースに登山口に着く。

伊予ヶ岳登山に出発

元気よく出発。

標高が336.6メートルしかないのだが、頂上付近は、かなりの急登だと聞いていた。なにせ「房総のマッターホルン」と呼ばれているのだ。

マッターホルンと言えば、標高4,478メートルで、標高だけで言ったら、マッターホルンの7.5%しかない。形状が似ているか、と言えば似ているとは言い難い。だが、おそらくその登山時のスリリングさがマッターホルンに似ているのだろう(・・・と想像)。

ちなみにスイス・イタリア国境にあるマッターホルンは、スイス側の呼称(ドイツ語Matterhorn)であって、イタリアではモンテチェルヴィーノ(Monte Cervino鹿の角の山)と言う。白馬岳(しろうまだけ)も長野県側の呼称であって、富山県側からは上駒ヶ岳と呼んでいたのと同じようなもんか。伊予ヶ岳は山の周りの村落で呼び方が異なる、ということはなさそうだ。(←どうでもよい知識だ。) ちなみに伊代ヶ岳は千葉県の山で唯一「岳」が付く山だ。(←さらにどうでもよい知識だ。)

伊予ヶ岳の廃校跡

登山道を歩き始めるとすぐ左に廃校になった小学校の校舎がある。私は廃校フェチなので、こういうのを見学するのが好きで、この寂れた、もの悲しさ漂う雰囲気が大好きだ。でも私の娘たちはどうでもよいらしく、さっさと前へ行こうとせかす。

 

登山口からの30分ほどはピクニック気分で行ける簡単な道で、小学校低学年でも何とか山頂手前の休憩所までは行けると思われる。この休憩所は持ってきた弁当を食べるにはぴったりの場所で、テーブルと長椅子があるだけでなく屋根まであるから文句なし。トイレは無いけど。

伊予ヶ岳登山口伊予ヶ岳登山で休憩中
ここで休憩して気合いを入れて、ここからの急登に挑戦だ。

気合いが入るのにはわけがある。なにせこんな看板があるんだからビビるではないか。

 

 

 

 

 

伊予ヶ岳の注意看板
【登山を楽しむ皆様へ】

この先頂上まで、非常に険しい道のりとなります。体力に自信のない方は、ご遠慮ください。

愛好者により設けられたロープもありますが、安全性を確かめたものではありません。使用する場合は、十分に注意してください。

 

ここで私の下の娘はびびって、「パパ、体力に自信のない方は、ご遠慮くださいって言っているよぉ…大丈夫かなぁ」と不安げだ。

さらに:

 

伊予ヶ岳の注意看板2
「ハイキングコースはここまでです。この先、大変危険ですので、注意してください」と書いてある看板がダメ押し的にある。これには小6の長女も「大変危険ですって、どんだけ~」と古いIKKOのギャグをやりながら顔がこわばっている。

実際に登り始めると、その意味するところが実感されるのだ。

 

 

 

 

 

伊予ヶ岳の鎖場

鎖場を登る子供崖を登る子供

 

こんな傾斜角のところを登らせるのかぁ、と2人の小学生は途中ぼやいたが、15分くらいかけてそれでも無事、なんとか頂上に到達! 頂上からは360度のパノラマをエンジョイでき、高度感も標高の割に感じられる。

伊予ヶ岳山頂頂上で10分ほど過ごした後は、下山だ。

下の娘は登りよりも降りる方が時間がかかった。大人に比べて手足が短いから急な段差みたいなところは一足で降りられないからしょうがない。怖がり屋さんでもあるからなのだが。

それでも下山した時は、「めっちゃ達成感あった!」と下の娘が私に感想を言ってくれた時は、連れてきて良かった、と実感する父親なのであった。

伊予ヶ岳山頂からの景色

 
 
 

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青森県生まれ。二人の娘を持ち、千葉県浦安市在住。米国で通算7年ほど生活しました。夏山オンリーの登山で、冬はスキー派です。もっぱら小学生と中学生の娘を連れて、低山を中心に家族登山を楽しんでいます。登山の魅力をもっと世の中に伝えたいですね。
Twitterでは「登山の雑学(ravina)」(@ravina_zatsugak)というアカウントで、文字通り登山関係の雑学をつぶやいています。